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…知りたくないですか?
実は私もジプレキサ(成分:オランザピン)
の服用経験があります。
そこで今回は体験談で、
「ジプレキサの効果!!」
これについて詳しくお話しますね。
んで、私がジプレキサを処方されたのは、
- 気分がもの凄く高ぶる(躁状態)
- 気分が沈んでうつ状態になる
- 不眠で一般的な睡眠薬が効きづらい
ちなみに、私は一般的に外来の患者さんに、
処方される精神薬はほとんど体験済み!
ジプレキサと同ジャンルの薬も、
今までに、数多く試してきました!
ですので、1つ1つの薬の特徴を詳細に
理解しているので、当然薬の比較もできますし、
ましてや、自分の服用歴の長い薬に関しては、
徹底的に調べてきましたので…
気づいたら、精神薬のスペシャリストと、
言っても過言ではないほどの、
あまり嬉しくない自慢があります^^;
それでは、ジプレキサについて、
お話を始めたいと思います♪
よろしくお願いします。
★まずは、私の体験談から紹介します。
その後で「ジプレキサの説明」をしますね。
体験談!ジプレキサの効果は?
※次の章でジプレキサの説明はありますが、読み進めやすいように、軽く説明させて下さい
ジプレキサとは、主に統合失調症・双極性障害の
患者さん処方される”強力な精神安定剤”です。
効果は、気分の高揚を抑え意欲を出す薬です。
本来は、睡眠薬ではないのですが、
強力な安定剤なので、応用され、
睡眠薬として、使うことも可能です。
それでは、実際にどのような効果が期待できるのか?
私が、実際に服用した感想をお伝えしていきますね。
- 眠い
- だるい
- 頭がボォーとなる
目立ったのはこの3つの症状です^^;
私は新しい薬を処方された場合、
出来るだけ効果を確かめるために…
薬を服用してから、すぐには寝ないで、
しばらくの間、起きています。
これは、寝てしまうと
どのような効果があるのか?あったのか??
分からなくなるので、
就寝時の薬だとしても服用後
ある程度の時間は起きています。
で、私の場合ジプレキサは
就寝時の処方でしたが、
寝る準備をして寝ないようにして実験します^^;
処方された薬の量は、
10mg錠を1つでした。
てか、普通は5mg錠から
始める方がいいと思うのですが…^^;
まぁ、それは置いといて。
ジプレキサを服用して効果が出てきました!
「眠い」・・・
この症状は服用始めの頃に、
とても強く体感しました。
私は、一般的な睡眠薬で、
なかなか眠れなかったのですが…
ジプレキサの効果で、
ぐっすりと寝れたんです。
正確には、「落ちていた(?)」感じです。
「ジプレキサ・・・」
さすが、強力な安定剤!!
恐るべしですねぇ~。
当時の私はその他にも就寝前には、
以下の種類の薬を服用してたんです。
- 2種類の睡眠薬
- 1種類の抗不安薬
しかしジプレキサは、上に挙げた
睡眠薬や抗不安薬とは違い、
強制的に眠気が襲ってくる感じだったんです。
けれども、ジプレキサを連日服用していると、
薬の効果に体が慣れてきてきます。
すると、強い眠気は少し弱くなります。
また、「日中のだるさ」の症状も、
服用始めは強く出たのですが、
2週間程度で私は慣れましたよ (・ω<)
さらに、「頭がボォーとする」
この症状も、眠気やだるさと同様に、
2週間程度で軽くなりました。
ちょっと副作用関連の
話になってしまいましたね^^;
んで、ここまでの結論だと、ジプレキサは、
「睡眠薬代わりにも使える事は確か。」
と言えそうですね。
私の強固な不眠に有効でしたので!!
薬が体に慣れてきますが効果は、
ある程度までしか下がらないのがすごい。
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ジプレキサの鎮静効果について!
私は「気分がもの凄く上がる」ときがあったんです。
そう、テンションが上がり過ぎてしまうんです。
すると「キレやすい、不眠不休」の症状が出たり、
頭で細かいことが気になると、
その作業に没頭してしまいます。。。
躁状態ですね(*´Д`)
寝なくても、
あまり疲れを感じませんので。
ですが、この状態を正常なレベルにまで
下げることを「ジプレキサ」は可能にします。
私の服用体験ですと、
ジプレキサは即効性もあります。
なので、気分が高揚し過ぎる症状は、
2~3日で治まったんですよ。
この作用は、
「統合失調症の幻覚や妄想」にも
有効とされています。
というよりも、むしろこの状態を
改善するための薬として作られています。
で、結論は、双極性障害(躁うつ病)の
テンションが上がり過ぎた脳を
抑える効果がけっこう強いということ!!
だだ、ジプレキサの服用で、
脳が落ち着くのは良いのですが、
私は「うつ状態」になるのです^^;
本来、ジプレキサは↓
- 統合失調症の陰性状態
- 双極性障害のうつ状態
に、効果が期待できる薬とされます。
しかし、そうはいかないのが、
精神薬の難しいところです!!
ジプレキサの効果は確かに実感しましたが、
興奮状態を抑える力のほうに、
強く作用する印象で「私もそうでした!」
したがって、「無気力・無関心」の症状には、
あまり良い効果は期待できないかもです!?
これが、私がジプレキサを
服用した正直な感想です!
服用した正直な感想です!
しかし、『無気力・うつ状態』に
効果が出る人もいるようですね♪
しかしそれは、
少数派の人だと思ったほうがいいです。
その後、しばらく私もジプレキサを服用して
気分の高揚を抑える効果はあったのですが、
無理やり薬で脳を抑えている感じが嫌でした。
そのため医師に相談をして、
ジプレキサの服用をやめることに!!
また、それ以外にも、
多くの薬を試してみました^^;
他の薬に関しては、
今後ご紹介していきますね!
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★ジプレキサについての簡単な
説明を次の章でしますね♪
ジプレキサとは?簡単に!
ここでは、専門用語などを極力省いて、分かりやすくジプレキサについてお話しますね。
ジプレキサは、
- 統合失調症
- 双極性障害(躁うつ病)
に対して処方されるのが一般的。
他にも応用されますが、
保険適用外となりますので注意。
で、精神安定剤は大きく分けると
2種類のタイプになります。
- 抗不安薬(弱い安定剤)
- 抗精神病薬(強い安定剤)
「1」は、気軽に処方される薬で、
デパス・メイラックスとかですね。
※内科などでも処方されます
もう1つの「2」は、
さらに大きく2つに分けられます↓
- 抗精神病薬
- 非定型抗精神病薬
このようになっており、
ジプレキサは「2」の、
非定型抗精神病薬に分類されます。
こちらのタイプですが、
「抗精神病薬」と比べて副作用が少なく
医師も処方しやすい特徴があります。
また、
効果に関しては従来の抗精神病薬と同等、
もしくはそれ以上とされています。
したがって、
現在は主に「非定型抗精神病薬」
を使う薬物治療が中心になっています。
しかし、非定型抗精神病薬で、
効果がない場合は…
今でも古いタイプの抗精神病薬が
使われる事もあります。
で、ジプレキサは「多受容体作動薬」と呼ばれ、
様々な脳内伝達物質に影響を与えます。
実は、非定型抗精神病薬のジプレキサと、
似た作用をする薬は数種類あるんですね。
しかし、その中でも「効果・副作用」の点で
ジプレキサは優れている薬とされています。
という訳で、
今でも広く処方される薬の1つなんです。
まとめ
ご苦労様でした。今日の記事は、
いかがだったでしょうか。
まとめますと、
ジプレキサの効果は↓
- 不眠の改善に期待できる
- 高ぶった脳を鎮静させる効果がある
- 無気力などの症状には効果が弱い
- 抗うつ薬の代わりになる薬ではない
このように感じましたよ♪
実際にジプレキサは、
「強力な安定剤」ですので…
元気にする効果には、
あまり期待できないですね^^;
元気になりやすい薬は、
やはり抗うつ薬の方が優れているようです。
以前、元気になる抗うつ薬の記事を書きました。
- ノリトレン
- アモキサン
この2つの抗うつ薬で、
私は非常に元気になりました。
★ノリトレンについて書きました♪
ノリトレンの効果は最強?やる気が出るか飲んでみた♪
★アモキサンの記事はこちら♪
アモキサンの効果は強い?効果発現時間は?
しかし、双極性障害や統合失調症の
患者さんに「抗うつ薬」は、
ほとんど処方されません。
理由は、元気になりすぎると、
幻覚・妄想・テンションが上がり過ぎるので。。。
これらの精神疾患では、治療の1番の目的が、
患者さんの精神状態を安定させること!!
これが、(非定型)抗精神病薬の
役目ですのである意味当然とは言えます。
以上で私の「ジプレキサの効果体験談」
について終わりになります♪
ありがとうございました。
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コメント
コメント一覧 (2件)
コメントを拝見させていただきました。
私の記憶では、はじめての時は20分くらいでした。
慣れてきたら1時間程度して、眠くなってくる感じですね!!
参考になれば幸です^^