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お気に入りの映画は何ですか?

……『天使にラブソングを 2』? 「2」というところが渋いですね! 私も大好きな映画です。気が合いますね!!

ディレクターとプロデューサー

という妄想はさて措き、大好きな映画やまたテレビ番組でも、見終わった後は余韻に浸りつつ、エンドロールまで、しっかりと見てしまうものです。


主要キャストから始まり、スタッフ、プロデューサー、ディレクターなど、その映画に携わった人たちの名が流れていき、最後は主題歌だったりします。


「プロデューサー」と「ディレクター」、この人たちがこの映画を作ったある意味ホントの主役だったりするんだよなぁ、などと感慨深く頷いてみたりはするものの・・・

果たして、そのどちらがどんな役割を請け負ってるんだっけ? と気になり始めると、せっかくの映画の余韻が……


そんなもったいないこと防止のため、「プロデューサー」「ディレクター」についてご解説をいたします。


どちらが偉いの? や、ついでだからお給料なんかも知りたい! のご要望にもお応えできるようまとめてみましたので、どうぞご参考になさってみてください!


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プロデューサーとディレクターの違いを超簡単に♪

 

映画やテレビ番組を作る上で欠かせない、この二人の存在。

大まかに言いますと「プロデューサー」は『総責任者』、「ディレクター」は『現場監督』といった役どころとなります。


その違いによる役割分担で、より良いものを、より多くの人たちに見てもらえるよう、お互いの協力の下、一つの作品は作られていくのです。


ではその役割の違いをそれぞれ詳しく見ていってみましょう!

プロデューサーとは?


主にデスクワークと外部に対する交渉のまとめ役、といわれる「プロデューサー」。


テレビプロデューサーで例を挙げていきます。

番組等の企画を提案し、通す
→ ここから始まります。


チームを決める
→ スタッフの人数や、誰に参加を求めるかを考え、交渉します。作る番組に合ったカメラマン、照明などのスタッフや放送作家、またディレクターも、プロデューサーが選んで決めていきます。


出演者のキャスティング
→ MCやゲストなど、考えた上で出演料なども含め出演交渉をします。


宣伝
→ ポスター作成、記者会見等、効果的な宣伝効果が出せるよう、戦略を練っていきます。


法律や規則などの遵守に努める
→ 危険行為や違法行為があれば、その番組は続けていくことができなくなってしまいますね。番組存続のため、それらがないようチェックの目を光らせることも重要な役目となります。


予算管理
→ スタッフの人件費、出演者のギャラ、編集にかかる費用、すべてを決められた予算内に納めるよう管理することもまた、番組を続けていく上での重要なポイントとなります。


スケジュールの管理
→ 放送予定時間に放送できなければ、今まで作り上げたものも、すべて意味がなくなってしまいます……


プロデューサーが一番に考えることは『その作品(番組)が放送されるようにするためにはどうすればいいか』、そして『どのようにすればその番組を一人でも多くの人(視聴者)に見てもらえるか』ということになります。


その番組を作る上で生じた問題の責任も、プロデューサーが解決しなくてはなりません。

一つの作品を作る、そのマネジメントのすべてを担うこと、これが「プロデューサー」の最大の役割です。

ディレクターとは


◆動画紹介♪「CMディレクター職 穴井さん(33歳)の場合」



実際の現場を制作、取り仕切ることを担当している「ディレクター」。

こちらも「テレビディレクター」の場合で見ていきましょう。


番組の演出を考える
→ ◎テーマ探し: これがないと始まりません。
  ◎粘り強くテーマを取材: しっかりとした取材をしておかないと、曖昧で中途半端なコンセプトの番組となってしまいます。


VTRの構成を考える
→ ディレクターのセンスが光る部分です!


ロケやスタジオでの撮影
→ ここでのディレクターはまさに現場監督です。スタッフに指示を出す的確さが求められてきます。


編集
→ バラバラに撮りためたVTRを、実際に放送される番組へと完成させます。


ディレクターの重大な役目は、番組の制作現場をいかにスムーズに気持ちよく働ける場にするか、ということ!!

そしてその番組の面白さや有益さ、感動やまた切なさなど、伝えたいテーマがどうすれば視聴者に届くか、を考えることです。


映画制作の場で「ディレクター」といえばイコール『監督』です。

プロデューサーをデスクワークとするならば、そこで決められた事柄を、実際の現場で具現化していく、これこそが「ディレクター」の最たる使命といえます。

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プロデューサーとディレクターはどっちが偉い?給料は?


さてさて、それぞれの分担する役割の違いが何となくお分かりいただけたかと思いますが、ここでまず、ズバリな給料比較を見てみることにしましょう。


深く掘り下げるのも何となく気の引けるお金のお話なので、とりあえず2つの仕事の年代別の例を、サラッと淡々と列記しておきます。

30代


  • プロデューサー: 1000万以上の年収になることも
  • ディレクター: 1000万円台


40代


  • プロデューサー: 1500万円以上になることも
  • ディレクター: ベテランクラスになれば1500万円越えも
    これはあくまでキー局での年収です。


地方局では


  • プロデューサー: 40代になれば1000万円以上
  • ディレクター: キー局と同じ年齢でも7割程度に……


また、番組制作会社では、プロデューサー、ディレクター共に500万円程の年収になります。

テレビ局に比べ、制作予算も限られていますし、スケジュールも、かなり過密で厳しいようです。


どっちが偉い?


キー局での給料(年収)の差はあまり感じませんね。

先ほどの役割分担、そして上記のお給料の比較、「どちらが偉い?」という疑問はもっともですが、働きの対価として貰える給料にはそれほど差がないです。

また、求められているところの明確な違いを考えると、どちらが偉いかは、もはや「どちらの役割を果たしたいか」の問題になってくるかと思います。


ただ、責任のすべてを負い、またディレクターを含めたスタッフを選ぶ権限と、できあがった作品を売り出す利益に直接の関係を持ったプロデューサーが、立場上、上司といった感じになってしまうことは否めません。


よく例えられるのは「レストランのオーナーとシェフ」。なるほど! うまい例えです!

また、野球部のマネージャーと選手、画廊経営者とアーティスト、などなど、いくらでも言い換えることはできそうです。

部員のいない野球部にはそもそもマネージャーは必要ありませんし、飾る絵がなければそこは画廊ではありません。


要は持ちつ持たれつの関係。

やりたいことに自信を持って働いている、というのが、一番誇れることのような気がしてしまいますがいかがでしょう。
あなたはどちらのタイプに近いでしょうか?


プロデューサーとディレクターの違いを詳しく解説


では次に『総責任者』のプロデューサーと『現場監督』のディレクター、比較を交えつつ、2つの違いを見ていってましょう。

流れ


プロデューサー: 企画を考えます。企画が通ったら、制作スタッフを選び、ゲストに出演交渉を。


△番組のコンセプト等、方向性をプロデューサー、ディレクターで話し合い、認識を共有しておきます。


ディレクター: プロデューサーの作った環境(スタッフやゲスト、企画内容等)の中で、取材、VTRの流れを考え、ロケ、撮影、編集をこなしていきます。
現場では思いもよらなかったハプニングも起こります。焦らず冷静に、そこは笑いに変えてしまいましょう。大忙しです!


プロデューサー: 宣伝活動の戦略を練ります。危険な行為がないかを常にチェック、予算についても気は抜けません。現場で問題が発生した時にもプロデューサーの出番です。うまく解決してください。忙しいです!


△こうして1つの番組が、やっと予定通りの放送時間を迎えました。


プロデューサー: 放送中も安心はできません。何か問題が起こったら、速やかな対処を!


△放送終了、お二人ともお疲れ様でした!!


求められるもの


プロデューサー: ・管理能力、人脈の広さ ➡ 芸能事務所との繋がり、過去の経験などが生かされます。

ディレクター: 芸術性やセンス、判断力 ➡ 柔軟で豊かな発想力、また現場でスタッフに出す指示により雰囲気も進み具合も変わってきます。


求めていること


プロデューサー: その番組や作品がちゃんと放送されること、そしてそれができるだけ多くの視聴者に見てもらえますように!

ディレクター: とにかくいいものを造りたい!!


向いている人


プロデューサー: 危機管理やコストの管理なども含め、一つの作品を初めから終わりまで、きっちりと見守る必要のあるお仕事です。

真面目で責任感のある方でないと務まりません。けれど一方で、色々な人脈も必要となってくるプロデューサー。

真面目なだけで人間に面白味がないと、誰も付いてきてくれません。管理能力はもちろん、人とのつながりも大事にできる人向きのお仕事です!


ディレクター: いい作品の演出を手がけるには、誰かの真似事ではない、独自のセンスや発想力が勝負。

世間や世の中の動きにも敏感で、常に好奇心のアンテナを広げているような人に向いています。

かといってそれだけでは現場は監督できません。その場その場で的確な指示をスタッフさん等に出し、いざという時の判断力も備えていれば、ディレクターは天職です!


どちらかがいなかったら?


  • プロデューサー: ものすごくいい作品が世に出ません。
  • ディレクター: ものすごくいい企画がそのまま埋もれます。

結局偉いのは?


どちらも偉いです。

終わりに…


華やかなイメージのあるテレビや映画の世界。

「プロデューサー」「ディレクター」共に、プライベートを優先するのが難しい職業、とも言われます。


こうしてみると、1つ1つの番組は、出演していない裏方的な存在の人たちにずいぶんと支えられ、私たちに届けられていたのですね。感謝です!


いかがでしたでしょう。

2つの仕事の違いについて、多少はスッキリしていただけたでしょうか?

深夜まで豪遊しているイメージしかなかったけど、それぞれが大事な役割を持っていたんだなぁ、などと思っていただけたら幸いです!

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